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上記写真や、左図のように、
撤去する旧線を引下げるために、
吊架線と旧線の間に、セビをかませる。
撤去旧線を切断する際、
セビにテンションを掛けてから、
一旦シメラをかませて、
その間で切断する方が安全だ! |
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上部の取付け位置が決まったら、
レールなどを利用して、
ロープを張り、テンションを掛ける。
セビ(セミ)とは、
金車(1金)と金車(2金)を用い、
かかる力を、4分の一にする事が出来る、
仕組みになってる。
金車(2金)と金車(2金)で
組み合わせる事も出来るが、
かかる力は減るかわりに、
ロープの長さを増えてしまうため、
扱いに難点が・・・ |
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ここで、ワンポイント!
セビのロープ尻をレールに通し、
輪を作り縛っておくだけ
切断後、
セビのロープを入れていくわけだが、
かなりの長さが必要になる。
レールへ直にロープを通すと、
レールと枕木の間に噛んでしまったり、
ロープの扱いが面倒になるので、
この方法だと、問題なく取扱いが出来る |
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使用する際は、
縛り目をかわして、このロープの輪に
通してから、テンションを掛けると・・・ |
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ロープが折返した場所の2本を
持っていれば、テンションを掛けたまま
固定出来るし、ロープを入れる際にも、
赤点線の部分を持って入れてやれば、
引っかかる事も無く簡単に出来る。
この方法は、入れる時よりも、
セビを利用して、ロープを取る場合の方が
効力を発揮するんです、
このロープ輪にさらに金車を付ければ、
引く力がさらに半分になるんです。 |
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以上、作業終了 |